2022.06.08
2023年2月に出荷された「一ノ蔵 特別純米原酒 3.11未来へつなぐバトン」の売上金全額をハタチ基金へ寄付してくださいました。震災発生直後に「一ノ蔵 特別純米原酒 3.11未来へつなぐバトン」がつくられ、毎年売上金を寄付してくださり、今回で12回目となります。2023年5月、一ノ蔵本社にて寄付贈呈式を行っていただきましたので、ここにご報告いたします。
宮城県にある一ノ蔵は、東日本大震災により被災し、世界中の方々や日本酒ファンの皆さんから支援をいただいたことへの思いが深く、その御恩を被災した地域の子どもたちへの“恩送り”という形に変えて、長年ハタチ基金へ寄付をしてくださっています。
株式会社 一ノ蔵 鈴木 整 社長
このプロジェクトは、自らも被災した社員からの声をもとに始まったものです。震災直後、一ノ蔵は世界中の方々から支援していただきました。その感謝の気持ちを、未来を繋ぐ子どもたちへのバトンとして毎年ハタチ基金に寄付をしています。コロナ禍で酒販店、飲食店の皆さまも厳しい中、このお酒に思い入れを持ってお店に置いてくださりありがとうございました。また、お買い求めいただき楽しんでくださった日本酒ファンの皆さんにも重ねて感謝の意を申し上げます。震災を経験した子どもたちが、大学生や社会人になって大人へと成長しています。彼らが自立して活躍していけることが本当の復興だと思っております。今後も継続して支援をしてまいりますので、一緒に応援をよろしくお願いいたします。
ハタチ基金 代表理事 今村久美
毎年ご寄付と子どもたちへのお気持ちをありがとうございます。ハタチ基金設立間もない頃から、一ノ蔵さんには応援していただき心より感謝いたします。私たちの活動を被災した地域の企業にも応援をいただけるといった意味でも、大変励みになっております。
最近では、震災の時に助けてもらった経験がある子どもたちが、今度は次の世代を助けたいと、支援する側になることが増えています。それが本当に嬉しく感動しております。ハタチ基金は12年目を迎え、残りの活動期間は8年となります。子どもたちの課題は多岐に渡りますが、地域の団体と協力をしながら、これからも頑張っていこうと思いますので今後とも応援のほどよろしくお願いいたします。
一ノ蔵の皆さま、商品を購入してくださり寄付につなげてくださった皆さま、ありがとうございました。また、日本酒を通じて、ハタチ基金を知っていただく機会をいただき、今後の活動の励みになります。いただいたご寄付は、被災した地域の子どもたちのために大切に使わせていただきます。
2022年5月に行われた、一ノ蔵 鈴木整 代表取締役社長のインタビューはこちら
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