約2年前、「可哀想な子どもたち」に「与える」スタンスの「支援」をするのではなく、
これからの社会を、一緒に、強く、優しく生き抜いていく仲間として、
みんなで一緒に大人になれるように、一緒に日本を復興するパートナーでありたい。
そんな想いで設立されたハタチ基金。
2013年3月11日(月)、震災から2年のこの日、
震災を他人ごとにしないで、
自分ができることを考え動く方が1人でも増える日になればと思います。
約2年前から頂いた皆様の思いはこちら
震災から2年経ち、コラボ・スクールでは、
「震災後、大槌は『被災地』という哀しい名前で呼ばれ、
津波で家や電灯が流されたため夜はとても暗くなった。
私は、暗くなった大槌の夜空に見えるきれいな星空を紹介することで、
大槌を『被災地』より嬉しい名前で呼ばれる町にしたい!」
「これからは支援される側を卒業し、自分が誰かを支援する側になりたい」と、
新しく活動を始めた子どもたちもいます。
その一方で、皮肉なことに、復興が進めば進むほど、
環境変化に伴う精神的な“揺れ”や、
ポジティブに目標に向かう子どもたちと、
行動できない子どもたちとの“格差”も生まれています。
阪神・淡路大震災の影響によって、
心の健康について教育的配慮を必要とする
児童生徒数の割合がはっきりと減少に転じるまでは、
5年の歳月が必要であったそうです。
子どもたちの心のケアは、「長期戦」です。
これからも、ハタチ基金の支援活動では、
子どもたちが笑顔になれるように、
未来を悲観することなく、復興を支える人材となれるように、
心に寄り添い続けることを大切にしていきます。
路上で誰とも知らない応援の声をかけてくれる人がいるだけで、
最後まで走りきれるランナーと同じように。
遠くからでも、誰か応援してくれる人がいると知るだけでも、
子どもたちの支えとなります。
ハタチ基金では、1人でも多くの方が、
一緒に子どもたちのことを考え、支えてくださる「呼びかけ人」の輪を、
これからも応援してくださる皆様と一緒に、広めていければと思います。
▼呼びかけ人とは?
http://hatachikikin.com/omoi
▼本日から、一ノ蔵様の特別純米生原酒「未来へつなぐバトン」(Web申込み分)も発送されます。ありがとうございます。
http://jizakeshop.co.jp/SHOP/10224.html