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1.【支援団体レポート】大学生インターンの思い
「中学生の頃から震災復興に携わろうと決めていた」
(コラボ・スクール事業)
2.その他のご支援方法について
3. 2017年8月のご寄付のご報告
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東日本大震災の発生から6年半を迎えた9月11日。
宮城県七ケ浜町菖蒲田浜地区の海岸で、
塩釜署による震災行方不明者の捜索が行われました。
町内では94人が死亡、2人が行方不明になっています。
捜索には若手署員ら16人が参加。
黙とうした後、レーキを使って砂をかき分け、
約500メートルにわたって不明者の手掛かりを捜しました。
佐々木裕之署長は
「時間の経過と復旧工事で捜索は困難になってきているが、
震災の教訓や記憶を風化させないためにも続けたい」と述べました。
<震災6年半>祈りの日 手掛かりを 宮城・七ヶ浜で一斉捜索
(河北新報 2017/09/11)
http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201709/20170911_13062.html
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1.【支援団体レポート】大学生インターンの思い
「中学生の頃から震災復興に携わろうと決めていた」
(コラボ・スクール事業)
ハタチ基金の支援団体の一つである認定NPO法人カタリバが
運営する コラボ・スクールは、東日本大震災で被災した
子どもたちのための放課後学校です。
地震による被害が最も激しかった地域のひとつである
宮城県女川町と岩手県大槌町の2地域で運営。
震災により落ち着いて学ぶ場所を失った子どもたちに、
学習支援と心のケアを行っています。
今回のメルマガでは、コラボ・スクール女川向学館より、
インターンスタッフとして活動する大学生にスポットを当ててお伝えします。
中学生の時に東日本大震災があり、
「いつか必ず震災復興に携わろうと決めていた」と
話す彼女は大阪出身の大学生。
1年間大学を休学し、
この春からコラボ・スクール女川向学館で活動しています。
■
私がコラボ・スクールでインターンをしようと思ったきっかけは、
2011年3月11日に起こった東日本大震災です。
当時中学2年生だった私は、1つ上の先輩方の卒業式が終わって、
普段より早く自宅に帰宅している日で、
大きな地震が東北地域を襲っている様子をテレビで母と見ていました。
中学生の私にとって、同じ日本にいるはずなのに、
何もできない自分に対して無力を感じた瞬間でした。
その当時から、「いつか自分の足で、被災地に行って
何か力になることをしたい!」という想いをもつようになりました。
震災から時間が経つにつれて、被災地で必要とされている
ニーズは変わっていき、周りから
「結局ボランティアは、自己満足ではないのか?」
という言葉が聞かれることもありました。
しかし、時間が経っても、「東北で何か自分ができるカタチで支援をしたい!」
という想いを持っており、大学生活のどこかのタイミングで1年間休学して、
被災地の人と関わることができるボランティアを探していました。
そんな時に、大学1年生の時から活動していた
カタリ場プログラムのボランティアを通じて、コラボ・スクールの
インターンがあることを知り、参加を決めました。
今、コラボ・スクールでは中学2年生の英語クラスの担任を任されています。
その中で、女の子とはすぐ打ち明けることが出来たのですが、
男の子とは上手く関係構築ができませんでした。
ある時、向学館のスタッフの方から、「子どもたちにとって、
10年先、20年先、30年先それ以上かかるかもしれないけど、
『本気で俺らと向き合ってくれた大人いたな~』って
私たちのことを思い出してもらえたら、
それ以上に嬉しいことってないよね。」という話を聞きました。
この話をきっかけに、男の子にも積極的に話しかけることが
出来るようになりました。
そして、今では授業中だけでなく授業外でも男の子から、
話しかけてくれるようになりました。
また少しずつでありますが、子どもたちの授業に対する意欲を
引き出すことができたり、子どもが本音で話してくれるように
なってきたかなと感じています。
■
6年半前、
「被災地のために何かしたいけれど、今の私では何も出来ない」
そう感じていた1人の女子中学生は大学生となり、
今まさに、被災地の子どもたちのために毎日奮闘しています。
彼女が担任をしている中学生が今の彼女と同じ年齢になった時、
どんなふうに子どもたちは成長しているのでしょうか。
<コラボ・スクールブログより>
大学生インターンの思い
「中学生の頃から震災復興に携わろうと決めていた」
https://www.collabo-school.net/news/onagawa/2017/07/26/21098/
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2.その他のご支援方法について
▼呼びかけ人(毎月の継続寄付会員)として毎月支援する
http://www.hatachikikin.com/shien/personal
▼都合に合わせて都度支援する
http://www.hatachikikin.com/shien/tudo/donate
▼ハタチ基金へのご支援に繋がる
「アマネカ・カスタム ハタチ基金チャリティーモデル」
(ブックカバー)が発売中です。※数量限定
http://jerrycole-design.com/amaneca/am-c4/am-c4-charity/
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3.2017年8月のご寄付のご報告
●寄付金額合計:4,796,617円
○呼びかけ人(継続):3,074,000円 1,295件
(新規7名、退会1名)
○個人(都度):113,115円 19件
○法人・団体(都度):1,609,502円 12件
※都度寄付に関しては申込ベースの数値
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