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【東日本大震災から6年】東北・日本の未来を創る子どもたち
https://goo.gl/VvujCW
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2011年3月11日。あの日から6年を迎えました。
被災地では今年、震災にて亡くなられた方々の
7回忌の法要が行われています。
未だ、東京電力福島第1原発事故の自主避難者を含めて
3万3,748世帯、 7万1,113人が仮設住宅で暮らしています。
特に福島県は原発事故の影響で先行きを見通せずにいるのが現状です。
(2017/02/27「<震災6年>3県仮設入居いまだ3万3748世帯」河北新報)
また、支援先の子ども達からは、
「震災の時のことを思いだすと今の方が辛い」という声を
耳にする事があります。
日常が戻りつつある今だからこそ、
当時は押し殺していた感情が押し寄せるのかもしれません。
震災に起因する課題や震災が顕在化させた貧困などの
社会課題下で苦しむ子どもたちを支えるためには、
様々な専門性を持つ子ども支援団体が
継続的に活動を続けていけるような下支えが重要です。
「震災から20年間、被災地の子どもたちを支えること」
を目指し設立したハタチ基金も、この4月で設立から6年となります。
今年度も皆様からのご支援を通じて、
被災3県で活動を行う5団体5事業の活動を
サポートできました事、深く感謝申し上げます。
ハタチ基金はこれからも、
復興状況や現地のニーズに応じた活動を実施する
子ども支援団体が安心して目の前の子どもたちに向き合い、
より多くの子どもたちに支援を届けられる様、
活動を続けてまいります。
■
最後に、ある生徒のエピソードを紹介させてください。
4年前、ハタチ基金の支援先団体で学んだある生徒は、
「東日本大震災の教訓を後世につなげよう」と
あえて定期的な建て替えが必要な木製の碑を、
故郷の町の高台に設けるプロジェクトを始動しました。
高校生だった彼は、
地域の方を集めて木碑に刻む言葉を考えたり、
建設費用の寄付を集めたり、
地元の工務店の協力を得るなどして、木碑を完成させました。
こういった経験から将来は生まれ育った町に貢献したいという想いを強くし、
現在は関東の大学に進学して防災を学んでいます。
この春「ハタチ」を迎える彼は、
今日3月11日に、初めての建て替えを地域住民らと実施します。
「あたり前のことに感謝する
誰かの命を助けたいなら 代わりのない自分から」
新しい木碑に刻まれる言葉です。
■
彼の様に、震災という辛く悲しい経験を受け止め、
地域や周りのために行動を起こす子ども達が、
東北の地で生まれつつあります。
「東日本大震災発生時に0歳だった赤ちゃんが、
無事にハタチを迎えるその日まで」
東北で生まれ育つ子どもたちが、東北の未来、
そして日本の未来を創っていける様、
引き続きのご支援の程、何卒よろしくお願いいたします。
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●3月31日まで:継続的なご支援をご検討ください!
震災から20年間、子どもたちへの支援活動を続ける
ハタチ基金を <毎月1,000円>からのご寄付で、
継続的に応援いただけないでしょうか。
<詳細・お申込みはこちら> → https://goo.gl/VvujCW
4月から始まる新年度も多くの子どもたちを
支援できるよう、 3月中に100人の方に
お申込みいただくことを目指しています。
※自由な額をご寄付いただく今回のみのご寄付も
引き続きありがたく承っております。