東日本大震災発生時に０歳だった赤ちゃんが、
無事にハタチを迎えるその日まで。

子どもたちがプログラミングを通して創意工夫することや、自分が教えてもらったことを誰かに教えることで他者との関係構築、『自分の将来を自分が作りたいと思ったものに変えていくため』に、論理的思考や挑戦心を養う場づくりとサポートを行う。

・子どもの居場所づくり（プログラミングを教わる、自由に過ごせる場）
・日々のプログラミングサポート（チャット等）
・プログラミング勉強会と成果発表会

仙台市・南三陸町の中高生向け無料学習会を実施
（年間３９２回の実施で、延べ５１７５名が参加）

・震災の影響を受けた世帯、経済的に困窮している世帯の中高生を対象に無料学習会を開催しました。
教科学習以外にもキャリア教育、体験活動、季節行事を行い、子どもたちが様々な人と交流する機会を設けました。また、進路相談や奨学金などの情報提供にも力を入れました。

ありのままのわたしを大切にできるあそびば

福島県楢葉町を拠点に、小中学生の創作活動のできる遊び場兼居場所「ならはこどものあそびば」を行っています。
大きなものを作りたい、宿題がわからないなど、誰かが困っている時はさっきまで見守っていた友達が助けてくれる。そんな光景が最近生まれ始めました。
大人が何かを教えるのではなく、どうしたら工夫して解決できるか。子どもたちが小さな壁に向き合っていくことを大切にしています。

364名の子どもたちにクーポンを提供
大学生ボランティアは1,094回の面談を実施

岩手県・宮城県・福島県の経済的困難を抱える家庭の子ども364名に対して、地域の学習塾や習い事等で利用できるスタディクーポンを提供しました。また、大学生ボランティア72名が定期的に子どもたちの進路・学習相談を行いました(面談回数1,094回)。

石巻の子どもたちが「誰かと一緒に過ごす場」や「体験活動」を通じ、多世代の友達、困った時に頼れる人を増やせる拠点づくりプロジェクト

本プロジェクトでは、石巻圏域の子ども・若者や地域住民とともにアップデートしていき、子どもたちにとって様々な権利が保障される場を目指します。
そのために、まず石巻市内 3 か所でそれぞれの地域特性を活かした子ども向けのフリースペースや若者向けのユースセンター開設・運営をしていきます。
同時に、それらの場を利用する子どもたちが、新たに様々な人と関係性を育むことが出来るための体験機会の開拓、コーディネートを実施します。
さらに、子どもの権利に対する地域住民の理解を底上げするための研修や視察の実施を計画しています。

児童クラブ2箇所、こどもの居場所施設1箇所を運営しながら、こども達を持続的に支援し続けられる地域体制の構築と人材の育成を行う。社会福祉や心理の専門職と連携しこどもと直接向き合う児童支援の人材、それも個別対応までできる児童支援の人材育成に力を入れる。行政や地域に対して、こどもを中心においた地域社会のビジョンを示し、施策構築の具体的なノウハウを提供する。

・地域人材育成事業:発達特性の強い児童の個別対応までできる児童支援施設スタッフの育成。
・体験型ワークショップの開催:アーティストやパフォーマーによる体験型ワークショップを市内各児童クラブで開催。
・錦町児童クラブ
・けやき児童クラブ
・原町リトリート

避難所では後回しだった“子どもの居場所” 大人の目を気にしないで遊べる場をつくっていく

石巻市釜地区でアート（調理も含む）と農園を活かした子どもの居場所づくり､遊び場作りを48回開催、266人の参加がありました。

農園ではむかご拾いや芋掘りなど、アート活動ではお絵描きや陶芸制作と、子どもたちが活き活きと過ごし、

また活動の中で生まれたラーメン部では農園で収穫した野菜を使って野菜ラーメンを作ったりと子どもたちの気持ちを大切にしながら笑顔あふれる環境づくりに取り組みました。

『地域で子どもを育てる教育の生態系づくり』をミッションに掲げ、放課後の時間には居場所支援や学習支援を行い、日中の時間には学校内で授業に入り学習支援にも取り組んでいる。小中学生をはじめ高校生などの若者が地元である女川町とつながる機会の創出も目指している。

・女川向学館プログラム
・全国マイプロジェクトアワード宮城県summit運営事務局
・インターンプログラム（女川向学館の卒業生や全国の大学生がナナメの関係を女川の子どもたちと形成する）
・若者プログラム（女川に住む若者が女川で住むことがもっと楽しくなることを目的に活動を実施する）
・放課後児童クラブ（女川町に設置されている放課後児童クラブの運営を行う）

「何かしたい！」と感じる石巻の高校生が
地域の大人とつながるボランティアサポート！

石巻圏域の高校生が、自ら興味を持った地域の事業所を選び、授業外での自発的なボランティア参加(単なるお手伝いで終わらない成長につながる活動)をすることで「自分の好き」と「地域の魅力」を知る活動を行っています。「地域で何かしたい高校生」と「ボランティアの受け入れ事業所」をつなげ、活動終了後にも高校生と地域の大人が関わり合える関係性を作ることと、高校生が地元に誇りを持てる体験をすることを目指しています。

多様な大人が関わりつくる、小学生の魅力的な放課後

宮城県気仙沼市唐桑地域を拠点に、小学生の放課後プログラム「放課後たんけん」を行っています。月3回のプログラムに、毎回約50人の児童が参加しています。
友だちと思いっきり体を動かして遊んだり、地域を探検して知らない道を歩いてみたり、いつもと違った放課後を子どもたちは目一杯楽しんでいます。放課後たんけんには大学生や地域のお母さんたちも協力してくれており、子どもを中心に多様な大人が関わるコミュニティになりつつあります。

商店街のフリースペースを一新！
延べ150名の中高生に街中の居場所を提供

岩手県宮古市において、小学生から高校生を対象としたコミュニティスペース「みやっこハウス」の運営や、自然体験活動「みやっこネイチャークラブ」「みやっこファーム」の企画運営などを行っています。 みやっこハウスでは、子どもたちの第三の居場所として、安心安全な環境のもとでスタッフや子ども同士の交流を楽しむほか、イベントなどを通じて子どもたちに様々なことに興味を持ってもらい、一人ひとりの可能性を拡げることを目指しています。みやっこネイチャークラブでは、宮古市の豊富な自然の中で毎月一回様々な自然体験を行っています。地域資源を活用しながら、好奇心や挑戦心、自己効力感など育み、同時に地域への愛着を高めることを目指しています。

やってみたい！助けてほしい！自分起点と地域起点、両方向からはじめるマイプロジェクトの実現に寄り添う

実践的探究学習マイプロジェクトを実現するために、福島県白河市を拠点としたマッチングプラットホーム「うずうず」を運営、アップデート。高校生の居場所や、学校カリキュラムとも連携しながら、高校生の本質的な地域課題解決プロジェクトを生むコーディネート機能の実装を目指しています。高校生のボランティアマッチングはのべ23種89人。社会人プロボノ・先輩大学生と、高校生が協働できる機会づくりにも取り組んでいます。