被災地からのメッセージ

震災から約半年後、私は仮設住宅に入居しました。
贅沢を言うつもりはありませんが、仮設住宅は狭く、
以前のように集中して勉強をする環境がありません。
そんな中、皆様がたくさんのお金を寄付して頂いたので、塾に通うことが出来ました。
そこでは、授業がある他、様々なところからボランティアを目的とした
大学生が来てくれ、私達にとても分かりやすく教えてくれました。
塾がある建物の中には、皆様の支援で成り立ってある、
パソコン、ホワイトボード、プリンター、ヒーターなどがあります。
とても素晴らしい環境の中で勉強をさせて頂いていることに感謝する毎日です。
本当にありがとうございました。
皆様への恩返しは、何が一番適切かはわかりませんが、
私は、自分の将来や復興に向けて努力することが
一番適切だと思うので、このことを常に頭にいれながら、
1日1日を大切に歩んでいきたいと思います。

中学3年生男の子から感謝の手紙 / コラボ・スクール

無事自分が行きたい高校に行けることが出来ました。
ありがとうございました。


中学3年生 / 希望のゼミ
「各地から温かい支援や言葉を沢山貰いました。
このみなさんに恩返しするには今自分ができる最大限の力を出しきることだと私は思います。
『感謝の気持ち』を胸に一生懸命頑張りたいです!」

中学1年生女の子 / 希望のゼミ
「これまで勉強できなかった分を取り返したい」
「福祉の仕事でお年寄りの方々のために働きたい」
「前は保育士になりたかったけど、病院で働く姿がかっこよくて、震災後、薬剤師を目指すことにしました」
「家もランドセルも流されたけど、応援してくれる人がいたからがんばりたいと思えた」
「ここで集中して勉強して、消防士になる夢を叶えたい」

子どもたちの夢 / コラボ・スクール

今回の原発事故で今まで普通のように行っていた塾も行けなくなり、
母の仕事も無くなり、今は故郷を離れて避難生活をしています。
私は受験生なので母に無理を言って塾に通わせてもらっていましたが、
このクーポンがあるおかげで母に負担をかけずに塾に行くことができます。

それから、私には感謝しても感謝しきれないくらい大切な人がいます。
それは、私の母です。

そんな母に親孝行できるよう、毎日、一分一秒、母へ感謝し、勉強して、
私自身が福島の復興に貢献できるようがんばっていきたいと思います。
そして夢へ、一歩ずつ正確に進んでいきたいと思っています。


福島県中学3年生の女の子 / チャンス・フォー・チルドレン

僕の生まれ育った石巻市の雄勝町はあの日の震災で壊滅的な被害を受けました。
僕は家の近くの山に逃げました。
険しい山道で、足元が悪かったので、 僕は身体が不自由な人たちの手を取ったり、おんぶをしたり、 身体の弱い人を守らなければ、という気持ちになり、必死でした。
先月、その時の一人のお年寄りから手紙が届きました。
あの日のことを感謝しているという文面でした。
僕は人のために役に立った喜びを感じ、とても嬉しい気持ちになりました。
まだ、将来の夢は見つかりませんが、 何か人のために役立つ仕事をしたいと思っています。
そのためにも今は勉強と部活をしっかりしてがんばっていきます。


宮城県中学生の男の子 / チャンス・フォー・チルドレン

私は今、会津若松市というところにいますが、元は浜通りの原発から 20km圏内の楢葉町というところにいました。
避難所や親戚の家など、転々して、今はせっかく受かった高校を転校して、 会津の高校に通ってます。
でも会津の人たちは温かくて、すごく今はやりやすくやっていますが、 一時帰宅なので、親が家に戻って、写真を送ってきてくれるのですが、 地震でぐちゃぐちゃになった状態の家や、庭など草が生えっぱなし だったりするのを見ると胸が詰まる思いがします。
ですが、前向きに頑張っていかなきゃいけないと思っています。
私は美術の道に進みたくて、ずっと頑張ってきたのですが、会津に来て 画塾を見つけて、今、通っているところでした。
なので今回のクーポンは画塾のほうに使わせていただいたり、 画材代がかかるので、それに使わせていただきたいと思っています。
今回のチャンス・フォー・チルドレンを知ったのは、母が応募してくれて、 まさか私も当たるとは思わなかったので、この場に立てるのはすごく嬉しい ことなのですが、私も今度、小さい、地震じゃなくても、何かしら大変なこと が起きた時に、避難したときの気持ちなどがその他にいた子供たちよりも、 私の方が気持ちはわかると思うので、次、大変なことが起きた時に、 私も協力できることがあれば何か協力したいと思いました。
寄付してくださった方にはすごい感謝していますし、 このクーポンを自分に活かして使えるように頑張りたいと思います。
この度はありがとうございました。


福島県高校生の女の子 / チャンス・フォー・チルドレン
今回の震災で勉強する環境がなく、なかなか集中できずにいます。
ですが、今回の希望のゼミという学習進学サポートをきっかけに勉強に対する意欲を取り戻し、受験に向けて集中していきたいと思っています。

宮城県の中学3年の男の子 / 希望のゼミ

将来の夢は大企業で働くことです。
理由は高い給料をもらって、両親に車をプレゼントしたいからです。
震災で家も車もダメになり、そんな中でも私たちにご飯を食べさせてくれている両親へ今ままでの感謝の気持ちとしてプレゼントしたいです。


宮城県中3の女の子 / 希望のゼミ

向学館ができて、落ち着いて勉強することができるようになりました。
ここで勉強したことを通じて、これまでやっていたお店やお祭りを復活させる力になれればと思います!


中学2年生の女の子 / コラボ・スクール
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