被災地での活動

ハタチ基金は現地のニーズをフィードバックしながら、2011年からの20年間、被災地の子どもたちに必要な支援活動をサポートいたします。
サポートした支援団体の活動内容は下記をご覧ください。

※現地での支援を終了している活動もございます。
最新の活動レポートはレポート記事でぜひご覧ください。

子どもたちが自ら成長する力を育むためのKIZUKIT BASE
一般社団法人イトナブ石巻

延べ892名の子どもたちへデジタル技術に触れるきっかけを提供

KIZUKIT BASEでは、子どもの居場所づくりと学ぶきっかけづくりを重視しています。2025年度は延べ892名にデジタル技術に触れるきっかけを提供しました。子どもたちはプログラミングに親しみながら創意工夫や論理的思考力を育み、教え合いを通じて他者との関係性を深めています。支援にとどまらず、micro:bitを使用した勉強会や、レーザーカッターを使用したオリジナルコースター制作などのものづくりイベントを行うことで「きっかけ」を提供し、自ら未来を切り拓く力を育んでいます。

 

子どもたちが自ら成長する力を育むためのKIZUKIT BASE

困窮家庭の中高生に向けた学習支援と次世代育成事業
認定NPO法人キッズドア

中高生向け無料学習会を実施
(年間190回、延べ3,125名が参加)

経済的困難を抱える家庭の多い仙台市にて、中高生向けの無料学習会を実施しています。学習支援以外にも、キャリア教育、体験活動、季節行事など
を行い、様々な人と交流する機会も提供しています。また、進路相談や奨学金などの情報提供にも力を入れ、2025年度は体験活動やデジタル技術支援など、多方面から学びを支援しました。通信制高校生の大学進学や高校の編入学希望者への学習支援、情報提供にも丁寧に取り組みました。

 

居場所機能を備えた学習支援と次世代育成事業

NPO法人こおりやま子ども若者ネットワーク
こおりやまユースコミュニティカレッジ

多様な子どもの願いを支える「場」と「学び」
の環境づくり(延べ3,491名が参加)

子ども・若者が地域の中で多様な価値観と出会い、生き方の選択肢を広げる「学び合いの拠点」を運営しています。居場所「ゆ〜くる」の運営、学校や家庭で悩みを抱える子どもへの個別支援、支え手を育てる研修にも力を注いでいます。こうした活動が実を結び、新たに高校内での居場所活動が始まったり、町内会活動や地域のお祭りに子ども・若者が参加したりと、世代を超えたつながりも生まれています。彼らの居場所と自分らしく学ぶ機会が、地域の中で着実に増えています。

 

こおりやまユースコミュニティカレッジ

創作活動を通じた居場所づくり事業
認定NPO法人底上げ

ちいさなやってみたい!を実験できるあそびば
(年間延べ900名程度が利用)

子どもたちが集う遊び場兼居場所「ならはこどものあそびば」を運営しています。自分の『きもち』を大切にするということをテーマに、創作活動や遊びによる表現を見守っています。日々の活動では、子どもたち自身が考えた、多種多様で奇想天外な「あそび」が生まれています。「これをやってみたい!」「あれはどうなる?」という遊びの中で生まれた問いや好奇心を大切に受け止め、ときには背中を押すこともあります。子どもたちと共に拠点も成長を続けています。

 

ならはこどものあそびば事業

スタディクーポン提供事業
公益社団法人チャンス・フォー・チルドレン

223名の子どもたちにクーポンを提供

経済的困難を抱える家庭の子ども223名に対して、学校外教育機関(塾、習い事、教育支援 NPO 等)で利用できるスタディクーポンを提供しました。子どもからは「先生が熱心に教えてくれて、もっと学びたい気持ちが強くなった」「学校に通えなくなったけど、クーポンで塾に通い続けられた」「親には言えないことを大学生ボランティアに相談でき、前向きな気持ちになれた」といった声も寄せられました。

 

スタディクーポン提供事業

子ども・若者の居場所から始まる地域のつながりプロジェクト
NPO法人TEDIC

子どもと地域の大人をつなぐ235回の拠点開放

子どもと地域の大人が自然に交わることのできる「誰でも来られる場」を意識して2拠点を運営しました。蛇田拠点では地域に根差したつながりの中で子どもと大人が集い、中里拠点では関係機関や団体と連携し、石巻全体の子どもたちが安心して過ごせる場を目指しました。居場所への参加や研修を通して、地域の大人が子どもを見守る存在となり、少しずつ応援の輪が広がっています。

 

子ども・若者の居場所から始まる地域のつながりプロジェクト

子どもや子育て世帯への支援を行政・地域と連携して実践するまちづくり
NPO法人トイボックス

子どもの居場所3拠点の運営(各拠点年間250日以上
・登録者計85名)及びイベントの開催

3つの拠点を運営し、子どもの放課後の居場所や不登校児童・生徒を対象とした居場所づくりに取り組みました。また、毎年行っている「みなみそうまキッズフェスタ」も11月に開催しました。イベントでは子どもたちが自分の「できた!」を見つけられるプログラムが盛りだくさんで、夢中になって取り組む姿があちこちで見られました。温かい雰囲気の中で、子どもも保護者もワクワク過ごせた1日となりました。

 

子どもや子育て世帯への支援を行政・地域と連携して実践するまちづくり

にじいろみんなの居場所プロジェクト
NPO法人にじいろクレヨン

アートと農園を活かした居場所づくり(192回開催、延べ4,468名が参加)

子どもたちが安心して過ごせる居場所を運営しました。農園を活用した野菜作り、身体を使った外遊びや室内でのものづくり、食事づくりなどを通して、一人ひとりが自分の思いや関心を表現できる時間を大切にしました。活動の中では、初めは緊張していた子が少しずつ自分から遊びに参加したり、年下の子を気にかけたりする姿も見られました。子どもたちは自分らしく過ごしながら、人との関わりを広げ、成長しています。

 

にじいろみんなの居場所プロジェクト

子どもの居場所 みらいと
NPO法人「人間の安全保障」フォーラム

安心できる居場所と体験機会の提供(週 3 回の開所、
月 2 回の体験プログラム、月 1 回以上の休日イベント)

「みらいと」では、子どもを一方的に「支援される存在」として位置づけるのではなく、一人ひとりの主体性や意思決定を尊重することを重視し、子どもの健やかな成長を支えています。また、お菓子づくりやデジタル技術に触れる活動、スポーツなどの多様な体験プログラムを提供し、家庭環境に左右されない体験機会の確保に取り組んでいます。

 

子どもの居場所 みらいと

コラボ・スクール 女川向学館
一般社団法人まちとこ

延べ10,000名以上に学びを提供

女川向学館では、震災の影響を受けた子どもたちが安心して過ごせる居場所と学びの機会を提供しています。『子ども・若者の新しいスタートに伴走する生態系を創出する』をミッションに掲げ、放課後の学習支援やキャリア学習を実施しました。大学生インターン等との「ナナメの関係」による心のケアに加え、2025年度は新たに保育所での学習支援や小学生を対象としたサマープログラムも実施し、就学前から高校生まで一貫した支援を展開しました。

 

子ども・若者の「学ぶ」を創出する居場所、女川向学館

高校生の「自己実現力」を育む活動
一般財団法人まちと人と

高校生延べ954名に学校内外を通して自己実現できる機会を提供

高校の総合的な探究の時間の授業を通して、延べ823名の高校生に地域と自分自身の興味関心を結びつけ、挑戦できる機会をつくりました。また、授業外での自主的な挑戦ができる地域ボランティア「まきボラ」に延べ131名の高校生が参加し、日常的に地域とつながる機会を提供しました。授業内外を通して高校生が主体的に地域と関わり、「自分のやってみたい」を突き詰めるとともに、次の一歩を踏み出すきっかけとなりました。

 

高校生の「自己実現力」を育む活動

石巻地域の女子中高生を対象としたフリースクール事業
NPO法人まなびのたねネットワーク

週1回の伴走支援で一人ひとりの心に寄り添う

「しゅろハウス」の日中を活用し、「フリースクールぱるむ」をオープンしました。アットホームな雰囲気を大事に、送迎や外出が困難な家庭へ訪問支援も行うなど、一人ひとりに寄り添った支援を行いました。学び支援のほか、昼食作りや様々な体験活動や出会いを通じ、将来の自立に向けた生活スキルや社会との接続サポートにも力を入れています。不登校や対人不安を抱える子どもの歩幅に合わせ、学校復帰のみに関わらず、自分らしく生きていくための心の安全基地と意欲を育む伴走を心がけています。

 

石巻地域の女子中高生を対象としたフリースクール事業

子どもの好奇心を育む放課後プログラム 放課後たんけん
一般社団法人まるオフィス

子どもたちが身体を動かし、地域に飛び出し、放課後を思いっきり楽しむ!
(3 学区、計 46 回開催、延べ1,478 名が参加)

基礎体力の向上やコミュニケーション能力を育む「運動あそび」と、地域に飛び出して五感を使う「地域たんけん」などのプログラムを行い『放課後たんけん』を運営しました。魚をさばく体験や、収穫した野菜を調理して夕食を共にするなど、“食”を軸としたプログラムにも挑戦しました。また、地域団体と協働し、新たに 2学区での活動を立ち上げ、地域の特色を活かした展開を進めています。子どもが地域で思いきり遊ぶ環境をつくり、探究心の基礎となる好奇心の「種」を育んでいます。

 

子どもの好奇心を育む放課後プログラム 放課後たんけん

子どもの今と未来を育む、地域全体での居場所と体験機会づくり
NPO法人みやっこベース

延べ1,605名の子どもたちに居場所を提供
延べ280名の小学生と高校生に地域での挑戦の機会を創出

子どもたちが自由に過ごすことができるサードプレイス「みやっこハウス」を運営しました。クマの影響などで地域での遊び場が減少する中、延べ1,605名の子どもたちが安心安全な環境で楽しく過ごしました。また、小学生が自然遊びや調理体験、ものづくり体験など、地域で様々な体験を行う「みやっこまるまるクラブ」の企画運営や、高校生のボランティア活動のコーディネートを通して、延べ280名の子どもたちが挑戦心や好奇心、地域への愛着を育みました。

 

子どもの今と未来を育む、地域全体での居場所と体験機会づくり

地域活動マッチングプラットフォーム「うずうず」の運営
〜高校生による利他と利己の循環の実現〜
一般社団法人未来の準備室

延べ124名の高校生がボランティアに参加し、社会へのアクションを起こす!

ボランティアマッチングプラットフォーム「うずうず」を通して、31種類・延べ124名が参加するボランティア活動を支援しました。単発のボランティアに加え、地域団体と共に中長期で取り組む活動や、専門性を持つ地域内外のプロボノとの協働を通して、高校生が地域の本質的な課題解決に参画する機会も創出しました。これらの活動と日常的な伴走支援を通して、高校生一人ひとりの学びと地域への貢献がつながり合う伴走モデルの構築に取り組みました。

 

地域活動マッチングプラットフォーム「うずうず」の運営