2014.09.10
2014年から毎年開催されているチャリティマラソン「春日井絆マラソン」実行委員長で書道家でもある波多の明翠(はたのめいすい)さんは、東日本大震災の翌年より日本全国を走り、その間、47都道府県で書道パフォーマンスを行ってきました。書き続けた文字は「絆」。波多のさんは完走した後、地元愛知県春日井市でも東北の子どもたちを支援するチャリティマラソンを開催したいと考え、本大会を企画・実行しました。
2023年で10回目の開催となり、今回が最後の大会に。その収益をハタチ基金にご寄付いただきました。
「春日井絆マラソン」は愛知県春日井市の自動車学校で毎年開催され、自動車学校内の1周約1.2kmのコースを、2時間の制限時間内にリレーで何周できるかを競います。S字、クランク、坂道など、自動車学校だからこその特徴を活かしたとてもユニークな大会です。新型コロナウイルスの影響でオンライン開催となった年もありましたが企画は続けられ、2023年6月に10回目の大会が開催され、県内外から103チームが参加しました。
実行委員長 波多の明翠さんからメッセージ
今年は第10回目となり、この節目でファイナルといたしました。このマラソンを通して、参加者の皆さんが東日本大震災を忘れないように。そうした思いも込めて企画してきました。ファイナルの今年は多くの方にご参加いただき、惜しまれる声も多数いただきました。
東北の子どもたちは、震災が起きてから大変なことも多かったかと思います。子どもたちにはその経験をバネとし元気に生きていってほしいです。また、誰もがいつか同じ立場、被災者になるかもしれません。震災の経験を後生に引き継ぐことは大切なことだと考えていますので、どうか多くの方に経験を伝えていってほしいです。
継続的に東日本大震災の被災地、そしてその地域で暮らす子どもたちに思いを馳せていただき、心より感謝申し上げます。いただいたご寄付は、東北の子ども支援団体に届け、今後の活動に役立てて参ります。ありがとうございました。
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