2016.04.15
まもなく、東日本大震災の発生から12年目を迎えます。今年で12回目の発売となる、宮城県の酒造メーカー一ノ蔵がつくる「特別純米原酒 3.11未来へつなぐバトン」の出荷がスタートしました。
震災直後の2012年2月より毎年、一ノ蔵はこの日本酒の売上金全額をハタチ基金への寄付にしてくださり、ハタチ基金から被災した地域の子どもたちを支援する団体へと届けています。
日本酒を通して、東北の子どもたちに感心を寄せてくださる機会を作ってくださった一ノ蔵の皆様、毎年日本酒を購入してくださっている日本酒ファンの皆さま、飲食店の皆様、すべての人たちに感謝申し上げます。
ぜひこの機会に、「特別純米原酒3.11未来へつなぐバトン」を召し上がっていただき、一緒にハタチ基金と東北の子どもたちを応援してください。
<商品説明>
商品名 一ノ蔵特別純米原酒3.11未来へつなぐバトン
原材料名 米(宮城県産)、米こうじ(宮城県産米)
精米歩合 60% 原料米 蔵の華100%(松山町酒米研究会産、環境保全米)
アルコール分(ALC) 17%
希望小売価格(税込)
1.8L…3,300円
720ml…1,650円
購入先:日本名門酒会加盟店、宮城県内は酒販店、百貨店など
宮城県外で本品が買える店(日本名門酒会HP)
「特別純米原酒3.11未来へつなぐバトン」については、一ノ蔵公式サイトにも掲載しておりますのでご覧ください。
特別純米原酒3.11未来へつなぐバトン発売の経緯
(一ノ蔵プレスリリースより抜粋)
本社蔵のある大崎市は2011年3月11日東日本大震災では震度6強、4月7日 最大余震では震度6弱と未曾有の大震災に遭遇しました。震災直後は酒造りの見通しも立たず、社員全員が不安を抱いていた中、日本国内外から物心両面での温かいご支援を賜りました。これを心の支えとして、弊社は早い時点から 前へ一歩を踏み出すことが出来ました。
皆様から賜ったご恩に少しでも報いたい、被災した者同志が共に手を取り、助け合いながら前に踏み出していきたいという想いから、社内議論を重ねました。その当時、都市、産業の復旧・復興は報道により話題に上がっていたものの、被災された子どもたちが生活・進学など将来へ大きな不安を抱えている切実な問題があることを被災現場で知りました。
そこで賜ったご恩をバトンに見立て、次の世代へ送るご恩送りのカタチと捉えて、本業である醸造発酵による支援プロジェクト「未来へつなぐバトン 醸造発酵で子どもたちを救おうプロジェクト 」を2011年12月に発足しました。
本プロジェクトでは毎年、地元松山町酒米研究会が丹精込めて栽培した環境保全米蔵の華タンク1本分のお酒を販売し、その弊社売上金を全額寄付。2012年2月から毎年発売し、2022年までの寄付累計金額は73,110,397円。本年は6,300Lを販売し、およそ700万円を寄付させていだだく予定です。
2011年に0歳だった赤ちゃんが無事にハタチを迎えるまでハタチ基金の活動を支援します。
2022年5月に行われた、一ノ蔵 鈴木整 代表取締役社長のインタビューはこちら
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