早いもので、今年もあとわずかになりました。
毎年12月にハタチ基金 チャリティコンサート実行委員会が開催してくださっています「チャリティコンサート」のご案内です。
当日は代表理事 今村久美よりご挨拶とともに、東北から卒業生をゲストに迎えて、報告なども織り交ぜながら、ご自宅にいるみなさまに素晴らしい音色をお届けします。
このコンサートの収益は、全額をハタチ基金にご寄付いただき、被災地の子どもたちのために大切に使わせていただいています。
作曲とピアノを担当するのは、情報社会学者としても活躍する高柳寛樹さん。
オカリナ、カリンバは全国各地で演奏活動をしている堀田峰明さんが演奏します。
お二人は、ハタチ基金 チャリティコンサート実行委員会のメンバーでもあります。
素敵な音楽を聞きながら、皆さんと一緒に今年一年を振り返り、また来年も被災地の子どもたちの成長を一緒に見守ることができることを楽しみにしております。
▼開催日
2021年12月26日(日)
17:00~ 2時間程度
▼オンライン視聴/チケットの購入
オンラインライブはPeatix LIVEを利用します。下記のリンクからチケット種別をご購入頂き、発行されるIDとパスワードを使ってPCやスマホなどからオンラインで視聴することができます。
▽▼「ハタチ基金」チャリティーコンサート2021開催に寄せて▼▽
3.11から10年。あの日13歳だった少女は、働きながら2人の息子を育てるたくましい母になりました。彼女が「ほんの少しだけど」とお給料から寄付をしてくれたこと、”次の世代の子どもを支える側”に回ってくれたことが忘れられません。
震災当時はまだ生まれたばかりで、3.11の震災の記憶をはっきりと持たない子どもたちも、東北には少しずつ増えてきました。ハタチ基金はそうした子どもたちが成人するまで寄り添い、励まし支えていく存在でもありたいと思っています。
20年間の継続的活動を決意してはじめたこの活動は、ようやく折り返しとなりました。誰かの支えがあるからこそ、”次の世代を支えられる”人が、地域で育っていくのだと、私たちは実感しています。
毎年の年の瀬に音楽家のお二人が続けてくださっているこのチャリティコンサート、今年は当時中学生で、この春から子ども支援の仕事をスタートさせる大学生をゲストに迎えます。
年の瀬に、1年を大切な人と語り合い、同時に、少しだけあの3.11を想う。そんな時間を、それぞれのご自宅で、過ごしませんか。
コンサートの参加は応援になる。
皆さんのご参加をお待ちしています。
(ハタチ基金/代表理事:今村久美)