東北から未来の復興を支える社会のリーダーを
未来創造事業(認定特定非営利活動法人カタリバ)
※このページの情報は、2012年度のものです。最新の情報はこちらをご覧ください。
震災後の課題
震災後、被災地では家や働く場所を失い、町の外へ移り住む人も多く、震災後から予想されていた少子高齢化が進んでいます。例えば、コラボ・スクールのある大槌町の人口構造は、2050年に予想されている日本の人口構造と似通っています。被災地の教育課題を解決することは、日本の未来を作ることにも繋がると考えています。
被災地での活動
未来創造事業では、被災地の子ども・若者を中心に、スタディーツアーやプロジェクト学習を実施しています。「OECD東北スクール」(子ども達が主体的に行動し、パリで東北・にほんの魅力をアピールするプロジェクト)では、2012年7月と13年3月の2回、女川町・大槌町の中高生13名の参加をサポートしました。2012年4月に行われた「女川第一中学校 修学旅行」では、中学3年生72名がグループに分かれ、東京の企業を訪問するためのコーディネートを実施しました。また、2012年7月の「キズナハイスクール」、13年3月の「やくそく旅行」では、コラボ・スクールの生徒を中心に上京し、復興をテーマとしたワークショップや発表を行いました。
支援されるだけを卒業して、大槌をつくる人に
自らが復興の担い手になりたいという想いから、大槌の高校1年生有志が、震災後の町の課題を解決するプロジェクトを始めました。主体的にプロジェクトを企画し実行することを通じて、「前に踏み出す力」等を身につけることを目指しています。未来創造事業では、高校生たちの挑戦をサポートしています。